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【リサイクル事業】ガーナでのリサイクル事業始動!

ガーナの街中で特に目立つゴミの一つ。
それは、現地で販売される“pure water”という飲料水のパッケージです。
ガーナの都市部では500ml程の水がポリエチレンでできた袋に入れられ販売されています。
このパッケージは衛生的で、安価であることから、ペットボトルで売られる水が購入できない低~中所得層にすぐに普及し、ウォータービジネスとして急成長しました。
しかし、問題はこのゴミ。
街中で手軽に買えるのはいいですが、そのままその場で捨ててしまう人が多く、街中にこのゴミが散乱しています。
私たちはこれまでもこのpure waterのパッケージの再利用にチャレンジしてきました。
ガーナのワーカーに縫製でつなぎ合わせてトートバッグやギフトバッグに仕上げたり、編み込んでバスケットを作ってみたり。
商品を完成させてみると、清涼感あるデザインが程よく素敵な表情を見せてくれたり、縫い合わせたり、編み込むとしっかりとした丈夫な作りになる、工夫すれば色々な可能性が見えてきました。
そこで、私たちはこのビニールのゴミを1キロ20円で買い取るプロジェクトを今月からガーナで開始しました。がしかし、早速試練が。。
回収したゴミの分別を一つ一つ手作業でしてみると、ゴロゴロ出てくる石。
1キロ20円と設定したところ、石を混ぜて重さを稼ごうとする人が多発してしまいました。加えて、悪臭と汚れもすごいので、このプロジェクトを担っているセーラムも悪戦苦闘。
このゴミ回収プロジェクトによって新たな雇用を生み出す事ができます。
ただ、働くみんなが気持ちよく仕事に取り組めるように、もっとよりよりゴミ回収方法や、処理方法を考えなければ、、
街を汚していた存在が新たなモノに生まれ変わり、資源として循環し、新たな雇用を生み、ガーナの街をどんどん綺麗にしていけるよう、引き続きゴミと向き合いながら日々考え、取り組んでまいります。