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No.4 Hand in Hand宮城県気仙沼市2011/4/18

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4月18-21日 宮城県気仙沼市 宮城県気仙沼市ケーウェーブ訪問。 避難者の数は当時1500人をもこえる方々が生活していらっしゃいました。今回も気仙沼市役所、教育委員会の方々と事前にコンタクトをとらせていただき、自治体と共同で「絵画プロジェクト」を実施させていただきました。 絵を通じてお子様からお年寄りまでみんなに意欲や笑顔を取り戻してもらおう、元気になってもらおうというのがコンセプトです。今回も、私とプロジェクトメンバーのミヤザキケンスケと2人で現地にむかい、①絵画教室②おおきな絵の作成という2つのプロジェクトを行わさせていただき、多くのお子さん、お年寄りの方々にご参加いただきました。絵には気仙沼市の名物(ツツジの花、有名な長い鉄火巻きのイベント、凧のお祭り、田んぼなど・・) とされているものを多く描いてみました。 避難所の状況は、各家族の空間が卓球のコートとコートの区切りで使われる仕切りで仕切られており、非常に人口密度の高い状況でした。中は無料のマッサージルームやシャンプーのサービスなどもあり、ドコモは無料で通話できる電話を提供。インターネットとテレビが唯一の娯楽です。子どもたち、特に中学生以上の子どもが、積極的に避難民の方々のために汗をかいていたのが目に付きました。 今回もみなさんに元気になっていただける絵を残すことができましたが、一番痛感したことは、施設のスタッフやボランティアの方々の姿勢です。 被災者のために、必死になって汗をかいて動いている姿、どうにかこの雰囲気を打破して、みんなが笑える、楽しんで暮らしていけるような雰囲気を作ろうとする姿勢、子どもたちやお年寄りへの密なコミュニケーション、私自身もいろいろと勉強をさせて頂きました。