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布ナプキン作り教室の実施

 

ガーナでは10代による人工妊娠中絶が年間約75,000件も行われています。
@npo_cloudy ではこれまで予期しない妊娠や性感染症の予防といった性に関わる理解を進めるため、性交渉、避妊、生理等について3,500名以上に性教育の実施をしてまいりました。
正しい知識を学ぶこと、自身の体を守り大切にしていくこと、生理周期を安心して生活できるよう、私たちは性教育授業を通して、中学校の生徒たちに命の大切さを伝えています。
ガーナでの性教育の中のひとつ、布ナプキンプロジェクト。
ガーナでは、生理用ナプキンを買おうとすると日本円で1個200円程度。全てを輸入に頼っているため、ガーナ人の1ヶ月の平均所得が12,000円程度だと言われている中、如何に生理用品を購入する事が難しいことかお分かりいただけると思います。
紙ナプキンを配布することは簡単です。
でもそれが一時的な支援で終わってしまうのであれば何の意味もない。
どうすれば、女の子たちに”継続的”な安心を提供できるのか。

現地の資源を使い、「もう生理に動揺しない日々」を女の子に届けるため布ナプキン作り教室をガーナ国内の中高生対象に実施することにしました。
1.ガーナ国内の中学校・高校にミシンを寄付
2.布ナプキンを作るための資材を寄付
3.布ナプキンの作り方を教える授業を実施。

「布ナプキンがあれば安心して外に出られるから嬉しい」
「洋服を汚す心配がないから学校に行ける」
「作り方を覚えて私も自分自身で作れるようになりたい」

こんな声がたくさん現地から届いています。

自分のために、家族のために。