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アルジェリア奮闘記
5/20からアルジェリアプロジェクトの為にアルジェリアに滞在している鳥居です。
ここアルジェリアは人口のほぼ100%がイスラム教に属していて、5/27にはイードと呼ばれる犠牲祭が行われました。
祝日のこの日はどのお店も閉まり、皆が家族と過ごす大切な祝日。私が1人にならないようにと、職人のシハムが私を招待してくれて、シハムのお家で寝泊まりしながらこの犠牲祭に初めて参加しました。
27日を迎える数日前から、至る所で羊を運ぶ車を見かけ、各家庭が羊を家に迎え入れていました。
アルジェリアでは各家庭がその規模に応じて牛を飼う家庭もあれば、羊、南部になればラクダを迎え入れるそうです。
前日はイードをお祝いするための食事の準備。
私も一緒にたくさんの食事の数々の準備をお手伝いしました。
27日朝6時、モスクに家族と向かい、お祈りをします。
私もヒジャブとジェバという衣装を借りて、全身を覆い初めてのモスクに向かいました。
そこでは皆がメッカの方向を向いてお祈りをします。私は見よう見まねで同じ動作を繰り返すことしか出来ませんでしたが、何だか不思議と心が洗われるような気がしました。
帰宅後は羊を屠殺する為に、各家庭が外に羊を連れ出します。
8時ごろ、一斉に羊の屠殺が始まります。
力強い羊たち、何人もの大人が力を合わせて羊を押さえつけ、処理するその一部始終を初めて見た私。
いつも当たり前にスーパーに並んでいるお肉を何も気にも留めずに食べていた私にとって、動物が殺される瞬間、その一部始終に涙が止まりませんでした。
命を頂く。
これが命を頂くということなんだと。
改めて、食べるということ、生きると言うこと、その大切さを学びそして、感謝の気持ちを強く持った瞬間でした。
初日は屠殺後に綺麗に内臓まで処理をして、内蔵部分だけ頂く。
次の日から、お肉を食べる。という動物の命をいただく順番も全て決まっています。
そして解体されたお肉の半分は金銭的に恵まれない人たちに恵むことでみんなでこの犠牲祭を祝うという習慣があることも知りました。
命を大切にいただき、そしてそれをみんなで分け合う。
何だか,人間本来大切にしなければいけない感覚をこの数日で全て教えられた、考えさせられた日でした。
ガーナではキリスト教が大多数を占める為、あまりイスラムの文化に触れてこなかった私。
今はアルジェリアでイスラム教の文化を毎日学びながら生活しています。

