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ガーナの日常生活

ガーナにいると、日常生活の中で知らない人が助けてくれることがよくある。

買い物してる時、いきなり僕がカート押しますよって私からカートを奪い取って買い物を手伝ってくれる。

荷物を運ぼうとするとすかさず荷物を持って運んでくれる。

撮影中には、知らない間に住民が交通整理をしてくれて撮影がスムーズに行くように取り締まってくれる。

色んな場面で知らない人が現れては手取り足取り、お世話しようとしてくれる。

ありがとう!

そんな気持ちで彼らの思いを受け取るけど、最後には
「お金ちょうだい」

これが鉄板。

始めの頃は、その行為にイラッとして、頼んでないのに半強制的に関わってきてお金要求するって何?って思い、気分が良く無い時があったけど、最近はそんなことも思わないようになった。

彼らはそれだけ必死なんだなって。

そんな風に見れるようになってからは、彼らが土足でガンガン踏み入れてくる”お手伝い”も歓迎できるようになった。

お手伝いしてくれてありがとう!
と伝えてチップを渡す時、満面の笑みで、次も助けるよ!とお金を握りしめて去っていく。

先日も撮影中に交通整備をしてくれた町の男の子たち。
撮影後には何故かみんなで記念撮影まで。

ここにきたらいつでも守るからね!僕たちは仲間だよ!

ありがとう。

強引だけど、お金目的だけど、彼らの根性とそして積極性にも救われ無事に撮影が終了した。

始まった学校建設も毎日多くの人たちが
手伝いたい!と顔を出してくれる。

みんなで作る学校。ガーナらしいな。
気を付けながらも、そこに住む人たちに雇用を生み出せたら、共に頑張れたらと思っています。