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5月28日はWorld Menstrual Hygiene Day (世界月経衛生の日)🌺

毎年祝われる月経衛生の日には、性に関する話題を忌避する部族的なタブーを破り、適切な月経衛生管理の重要性についての意識を高める目的があります。月経の際の衛生管理意識を高めることは女性の体を守ることに繋がります。

ちなみにガーナの月経・性教育に関する問題は山積みです。
大きな課題は値段の高い生理用ナプキンと性教育の知識の低さ。

ガーナで生理用ナプキンを購入するには日本円で1個230円~450円程。全てを輸入に頼っているため、ガーナ人の1ヶ月の平均所得が12,000円程度だと言われている中、生理用品を購入することは容易ではありません。

そのため、購入できない人たちは、ボロ布や新聞紙、葉っぱなどで代用しています。生理用品を購入したいがために体を売る女性も少なくはありません。また、正しい知識が無いため、いじめられるのを恐れて家に閉じこもる、不衛生な環境により健康を害することも少なくありません。

そこで私達はガーナ国内の中高生を対象に布ナプキンプロジェクトと性教育授業を行っています。

紙ナプキンを配布することは簡単ですが、一時的な支援で終わってしまっては何の意味もなく、値段も高く簡単に手に入らないのが現状です。布ナプキンであれば何度でも使用でき、自分自身で布ナプキンを作ることもできます。

性教育授業では基本的な体の成長とともに起こる体の変化、その変化に伴い女性に訪れる生理について伝えています。また、生理周期や妊娠・避妊方法などについての授業を行います。

Menstrual Hygiene Dayはガーナでとても大切な日。
問題が深刻化しているからこそ、この日が沢山の生徒にとって月経時の衛生面や性教育の大切さについて深く学ぶ機会となることを願っています。

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