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私たちの給食支援

全世界の5歳児未満の子どものうち22.9%、約1億5,500万人という日本人口を上回るほどの児童が栄養不良による発育阻害で苦しんでいる現状があります。

亡くなる子どものうち45%は栄養不良が原因で命を落としており、その数は毎年310万人にものぼります。

みなさんはテレビやメディアを通して、アフリカの子供たちで体は痩せているのにお腹だけぽっこり出ている子たちを見たことはありませんか?

あれは食べ過ぎでお腹が出ているわけではなく、クワシオルコルという低栄養状態が引き起こす症状の一つです。

人間がエネルギーにできるものは「炭水化物」と「たんぱく質」と「脂質」の3つですが、クワシオルコルではこれらのうち、たんぱく質が重度に欠乏した状態なのです。

母乳を離れた子どもたちはヤマイモやサツマイモ、米やバナナなど炭水化物が中心の食生活になるため、クワシオルコルも2~3歳頃の子どもに起きやすいと言われています。

症状は腹部の膨張をはじめ、食欲不振、貧血、衰弱、脂肪肝などが現れ、発達障害や知能障害などを認めることもあるそう。

お腹が膨れる原因は、肝臓におけるたんぱく質の合成が低下することによって低アルブミン血症を発症し、浮腫や腹水が引き起こされるからであると考えられています。

私たちの学校では、子どもたちの成長に欠かせないタンパク質や、子どもたちと共に育む畑で採れた野菜などを給食のメニューに取り入れながら、少しでも体の基礎を作る栄養を子どもたちに届けたいと思っています。

皆様と共にアクションを。

私たちは給食支援に力を入れています。

是非このアクションをご支援頂けましたら幸いです。

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