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【緊急事態-ガーナで今起きていることを知っていただきたいです-】

今回の規模の被害が出たのは1965年のアコソンボ・ダム建設・操業以来、最も大きな被害となってしまいました。
洪水被害者のための避難所が整備されていないため人々はとりあえず避難所として小学校の校舎を使っているので被災地では1万人以上の子供たちが学校を休んでいます。

9月某日、我々の活動の拠点であるガーナ中を衝撃的なニュースが駆け巡りました。

気候変動の影響でガーナ国内の降雨量が大幅に増加してしまい、現地のアコソンボダムの最大稼働水位を超えてしまったため、ダム決壊の危機に直面しているので政府がダムの水の放流を開始したとのニュースでした。

今年の放流は水位が異常に高いし今も尚雨も降り続いているからひどくなるかもしれないね。そんな言葉をメンバーと交わしていましたが、日々その被害は大きくなって行く一方で解決策の提示は何もありませんでした。

想像よりも早いスピードで被害はすぐに広がっていき、浸水した家屋、ボートで非難する住民の様子が連日テレビで映されて、一日中どこに行ってもこの話題がガーナ中に溢れていました。政府は援助を渋っている、全然援助が開始されない。と不安と不満の声が大きくなり始め、いよいよ私たちもガーナで活動する団体として被害者の力になりたいと支援の形を考え始めているところだった10月中旬。現在私達は支援の準備を進めています。

これから被害についての情報を発信していきます。