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私たちのバスケット工場は、ただ単にバスケットを作る場所を提供するだけではありません。

今回は私たちの工場施設の一つであり建設予定の託児所について説明させていただきます。

300名を超えるワーカーの女性たちのほとんどは子どもがいるお母さん。

その多くはシングルマザーであり子どもの面倒を常に見なければいけません。

そのため、青空工場には常に子どもたちが沢山。

みんなお母さんと一緒にバスケット作りにやってきます。

子どもたちは家畜であるニワトリやヤギと戯れて遊んでいたり、

石を使ってゲームをしたり、思い思いの遊びを楽しんでいます。

しかし、この田舎には物が全くない為、絵本を読んだり、絵を描いたり。

そんな機会が子どもたちにはありません。

この子たちにも色々な世界を見てほしい、色々な物に触れてほしい。

そして、お母さんたちが安心してバスケット作りに専念できるよう子どもたちの学びの場を作りたい、

そう思った私たちは、バスケット工場に託児所を作る事にしました。

絵本を読む事で、色々な世界を知る事ができるのではないか。

絵を描く事で想像性を育てる事ができるのではないか。

音楽に触れ合う事で感性を磨く事ができるのではないか。

沢山の可能性を秘めた子どもたちに、多くの夢を描く機会を提供できないか。

何が正しくて何が子どもたちの為になるのか、どんな機会を提供しようか。

みんなと話し合いを重ねながら、子どもたちにとってこ夢の施設を作れたらなと思っています。

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